当番弁護人(弁護士)とはなに?

当番弁護人とは、どのような状況の中で利用できるものなのでしょうか?
私選弁護人や国選弁護人という言葉は、ドラマなどでもよく耳にする言葉ですが、当番弁護人という言葉はあまり聞いたことがないかもしれません。
当番弁護人は、刑事事件で逮捕された被疑者が、弁護活動をきちんと行えるようにするため、日本弁護士連盟が作った制度のことです。

弁護士がいないなら、被疑者は裁判のための準備を行うことがまったくできないという事になり、公平性が求められる裁判が成り立たなくなります。
これでは日本の司法が崩壊してしまうため、日弁連が被疑者のために弁護士を準備するようになります。
これが当番弁護人という弁護士です。
もちろん被疑者が、自分で弁護士を雇った場合は、その弁護士が全てのことを行ない、このような弁護士を私選弁護人といいます。

では弁護士と当番弁護人はなにが違うのでしょうか?
私選弁護人を選べないという被疑者に、日弁連が当番弁護人を準備するわけです。
当番弁護人ができることは、大きく分けて3つになります。
逮捕勾留された時の、最初の面会を当番弁護人が行なってくれます。
さらに取り調べを受ける際に、どのように取調べを受けるのかアドバイスをしてくれます。
そして逮捕後の流れを、当番弁護人が被疑者に教えるという役割があります。